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恋愛ケーススタディ

メンズの恋活・恋愛事情

「草食系男子」「肉食系男子」。そんな言葉が世間をにぎわせているように、メンズの恋活恋愛事情も様々です。でもこれはあくまでも表向きの雰囲気や行動パターンを分かりやすくカテゴライズしたもの。実際メンズの皆さんはどう思っているのでしょうか。

一言で「彼女がいない」と言っても彼女が欲しくても作れない人、あえて彼女は今必要無いと考えている人と分かれます。
少し理由を覗いてみましょう。

◆彼女が出来ない ・いつも女友達で終わってしまう。
・自分なんて、とすぐに諦めてしまう。
・そもそも恋愛の仕方が分からない。
・女性に対していい思い出が無く行動を躊躇してしまう。
・根っから平和主義。傷つきたくない。
・ルックスが悪く、機会に恵まれない。

◆彼女を作らない ・自分のペースを乱されたくない。
・取り組んでいることが忙しく、時間が無い。
・実際の恋愛よりもゲームやネット上の付き合いが楽。
・彼女を作ると遊べなくなる。
・単純にタイプの人がいない。
・付き合うと何かとお金がかかるので。

女性は元々恋愛に対して積極的な人が多く、楽しみながら恋活を進める方が多いのに比べ、男性は恋愛をしたくてもなかなか表立って恋活を公言出来ない人も多く、堂々と恋愛を主張しづらい傾向にあります。
特に今の若い世代には「空気を読む」という言葉もあるように、相手を傷つけない、自分も傷つきたくないという意識から、必要以上に何重にも予防線を張ってしまう風潮もあり、なかなかその先に進みにくい雰囲気が出来てしまっています。
恋愛関係は、交友関係を更に一歩二歩踏み込んだ関係を探ること。身近な異性に対しては、後々のことを考え冒険を避ける傾向もあります。 そんな中、人気があるのはSNSや恋愛コミュニティといったネットの利用、又は定期的に開催される恋活パーティー。
これらの特徴は「自分のペース」で恋活が進められる点。また「理想の相手探し」として選ぶことが出来る点。もちろん、選んだからと言って、必ず素敵な相手に出会える訳ではありませんが、いい意味でも悪い意味でも「妥協を最小限に抑えられる」といった部分も本音です。

ここ最近、若者のみならず男性全体の未婚者率はどんどんその数字を上げ、婚活現象を更に深刻化させています。ライフスタイルが多様化する現代社会において、結婚するもしないも自由選択の範囲内と言えるのです。昔のように結婚が社会におけるステータスの時代ではありません。とはいえ、やはりそこには様々なバックグラウンドがあり、なかなか結婚へ結び付けられない男性ならではの悩みや思考が影響しています。何故このような現象をもたらしているのか、もう少し詳しく掘り下げてみましょう。

◆年齢と共に仕事の責任感が重くなり恋愛がしにくくなった。 仕事の忙しさは確実に恋愛を遠ざけます。
時間も意欲も削がれてしまうほど男性は日々忙しく過ごしています。男性はそうなる前の「結婚適齢期」を意識する必要があります。

◆家族を養えるだけの貯蓄が無い。又は給料が無い。 やはり男性の結婚生活における大きな意味は安定した経済的な基盤。
責任感のある男性は特に、余裕が出来るまでは結婚は考えられないという人が多く、恋愛と結婚とを完全に切り離している傾向があります。先の見えない不景気も少なからず恋愛事情にも影響しているのです。

◆自分の時間を謳歌したい ほとんどの男性は「自分だけの時間」や「趣味」を大切にし、数少ない余暇の時間をどっぷりその時間に充てたいと思っている人も多くいます。
男性の好む趣味の中には女性が入りこみにくいものも多く、その場合はなかなか共感を得られません。恋愛期間であればお互いの時間を完全に縛られることはなく、割とバランスよく楽しむことも出来ますが、結婚生活となると思い通りにはいきません。結局、自分の時間、自分のペースを乱されたくない意識も強く働いているのです。