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早すぎない!将来設計
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社会人のマナーとは
社会に出るなら身に付けておきたいのが、社会人のマナーです。社会人として恥ずかしくないように、マナーはしっかりと身に付けましょう。学生の頃には許されていたことも、社会人では許されないことも多くあります。
マナーがきちんと身についていれば、目上の人にも初対面の人にも上手く対応できるはずです。
社会人になってから学ぶ場合もありますが、基本的なマナーは学生のうちに学んでおきましょう。
身だしなみのマナー
身だしなみを整えることは社会人として常識です。だらしない身だしなみでは、やる気があるように見えませんし、信頼感も感じられません。第一印象は身だしなみで決まると言っても過言ではないので、身だしなみはいつでも清潔感があるものにしておきましょう。流行のファッションが求められるのではなく、周りとの調和が求められます。やや控えめかなと感じるくらいでも充分でしょう。
襟や袖が汚れているシャツ、よれよれのネクタイ、ほころびがあるスーツでは言語道断です。洗濯やクリーニングをしっかりとして、アイロンをかけ、ほころんでいるところは直しましょう。そして、意外と忘れがちなのは靴です。小まめに磨いて、汚れのないようにしておきましょう。 また、伸びたひげ、爪、髪の毛は、清潔な印象を与えません。手入れをしましょう。
男性同様、汚れがあってシワシワの服では印象が良くありません。伝線したストッキングも、だらしなく見えてしまいます。顔にかかっている前髪なども、マイナスイメージです。それに、派手なメイクやネイルも良くありません。ノーメイクも社会人のマナーとしては良くないのですが、派手なメイクは会社には必要ありません。ナチュラルで明るい印象に見えるようなメイクが好ましいとされています。シンプルなアクセサリーはOKですので、ちょっとしたアレンジを楽しんでみても良いかもしれません。
無難な色のスーツを、最低でも3着程度は用意すると良いでしょう。シャツやブラウスは、気回しが効くように7着以上はあると安心です。ネクタイも同様です。靴は3足くらいあれば良いでしょう。
職場でのマナー
職場でのマナーは各会社によって微妙に違っていますが、基本的なものは同じです。マナーがなっていないと、人間関係が険悪になってしまうことがあるので、分からないことがあれば先輩などに聞いてみましょう。 職場での基本的なマナーは、出社と退社の際には必ず挨拶をするということです。基本中の基本ですね。ほかには、公私混合しないとか、上下関係をあやふやにしないなどがあります。相手の話やアドバイスにきちんと耳を傾け、慣れてきても馴れ馴れしくしすぎないことも大事です。 入社をしたら、会社では「学ばせていただく」という姿勢を忘れないで下さい。新入社員が上司よりも立場が上ということはあり得ません。
今や、生活に仕事にと、なくてはならない存在になった携帯電話。24時間いつでも使える便利なツールですが、マナーを守らないと周囲の人に迷惑をかけてしまいます。会議中や他社への訪問時には、マナーモードにしましょう。会議の途中で携帯電話が鳴ってしまっては、かなりの迷惑になります。他社では自社の評判も落としかねません。 また、留守電は小まめにチェックするようにしましょう。緊急のメッセージが入ったりすることもあります。
目上の人やお客様には、敬語で話すことがマナーです。
敬語を使っていない人もいますが、敬語を間違って使っている人も多く見られます。敬語が間違って使われている例をいくつか挙げてみます。
(「とんでもございません」)
よく耳にしますが、間違った敬語です。
「とんでもない」で1つの言葉なので、正しくは「とんでもないです」になります。
(「○○様でございますか?」)
「ございます」は謙譲語なので、自分のことを言うときに使う言い方です。
正しくは「○○様でいらっしゃいますか?」です。
(「どちらに致しますか?」)
「致す」のは相手ではなく自分なので、正しくは「どちらになさいますか?」と言います。