HOME > パーティー攻略にお役立ち > Lesson11 早すぎない!将来設計 取得する?珍しい資格
取得する?珍しい資格
|
||||||||
取得する?珍しい資格
日本では現在1000以上の資格や検定があるとされており、実践的なものから趣味の範疇のものまで様々です。
また、まだまだ就職難から抜け出せない現代においては学生のうちに資格や検定をとっておくことで就職活動が有利になります。周りと差をつけるための、少し変わった珍しい資格をご紹介します。
実務経験が乏しい学生にとって資格は経験を補うための重要なポイントとなります。
目指す業界に関する資格はもちろん、面接で役立ちそうな資格を押さえておきましょう。
◆アクチュアリー アクチュアリーとはラテン語の「公務の記録員」を語源とする職業で、年金や保険をはじめとする数理業務に携わるプロフェッショナルです。イギリスで始まった生命保険制度を確立したのが最初のアクチュアリーと言われています。金融や企業の資金運用など活躍分野は多岐にわたります。取得するためには、数字に強いことはもちろん、経済・投資理論の勉強も必要となります。
◆レストランサービス技能士 レストランサービス技能士は、名前の通りレストランをはじめとする飲食店でウェイター・ウェイトレスとしてサービスをする技能を証明するための資格です。飲食サービスでは唯一の国家資格となり、3級から1級の3段階があります。学科試験では食品衛生や食文化に関する知識、苦情への対応、関係法規といった問題が出されます。実際にレストランサービスを行う実技試験もあります。飲食業界で働きたい方や、将来お店を出したいと思っている学生におすすめの資格です。
◆敬語力検定 世界一難しいとも言われる日本語の文法ですが、その理由の一つとして敬語の複雑さが挙げられます。アルバイトで接客をしている学生は日常でも敬語を使いますが、改まった場で本当に正しい敬語を使えている学生はごく少数です。敬語力検定は履歴書に書くことで選考に優位に働くものではありませんが、言葉遣いが厳しくチェックされる面接では非常に効果的です。緊張する面接でもすらすらと丁寧な言葉が出てくるよう、敬語力を磨いておきましょう。
資格のための勉強も、面白い方がはかどるもの。就職とは直接関係のない資格や検定でも、人間性を表現する重要なキーワードとなります。
興味のあるジャンルの資格や検定を見つけて、取得に挑戦してみましょう。
◆数学技能検定 未就学児童を対象とした12級から始まる数学技能検定は、級によっては大学や高校の単位として認定されることもある数学・算数の検定です。どの級からでも受験することが可能なため、数学に自信がある方は難易度の高い級に挑戦することも出来ます。1級・準1級・2級に合格すると検定の問題を作成することが可能となり、採用された場合には作成料が支払われます。問題を解いてひとつずつ目標をクリアすることに喜びを感じる学生におすすめです。
◆毛筆書写検定 以前は「書道検定」とされていた毛筆書写検定。5級から1級まであり、5級は小学5年生修了程度とされています。 級によって試験内容が異なり、2級の場合の実技試験は楷書・行書で漢字を3文字、漢字と仮名それぞれの臨書、短歌・俳句を自由な文体で、理論試験は旧字体・書写体を常用漢字に直す、書道史、楷書・行書の筆順などが問題として出されます。1級・準1級は毛筆の指導者を目指す方向けです。美しい文字は読む方に好印象を与え、まじめで誠実な人柄を連想させます。綺麗な文字を書きたい学生や書道に興味がある学生にぴったりの検定です。
現在では民間資格・検定が多くあり、会話のきっかけ作りになるようなものもたくさん存在しています。遊び半分で作られた検定も増えていることから、内容によっては就職活動で「ふざけている」と思われてしまいかねない場合もあり、改まった場では注意が必要です。
◆似顔絵検定 その方の特徴をとらえてわかりやすく表現する似顔絵。6級から1級まであり、検定の公式サイトには過去の出題や模擬回答が紹介されています。絵が得意な方や画力をつけたい方、出会いの場で話題の中心になりたい方におすすめです。 また似顔絵を上手に書くポイントは人間の顔の特徴を瞬時に判断することにあるため、コツをつかむことで人の顔をすぐに覚えられるようになります。コミュニケーションを円滑に運ぶためにも効果的な検定です。
◆鉄道検定 「車輌鉄」「撮り鉄」「乗り鉄」などの呼び名で知られる鉄道マニアなら、みんな持っていると言っても過言ではない検定です。鉄道検定の中にはいくつかのテーマがあり、「新幹線」や「在来線特急」など鉄道のジャンルによって検定の出題内容が変わります。 5歳の子供からから80代の高齢者までが受験し、受験特典として級によって異なるデザインのチャームがもらえるのもこの検定の楽しみです。 趣味として鉄道が好きな方や鉄道業界に就きたい学生はどんどんチャレンジしましょう。